低学年のZ会【小学生コース】【タブレットコース】を詳しく解説

低学年のZ会を解説 自宅学習
記事内に広告が含まれています。
広告

小学校入学が近づき、家庭学習や通信教育について考えている方も多いと思います。Z会は通信教育の老舗であり、我が家も幼児からずっと続けています。

そこで幼児から5年間続けてきた我が家が、Z会小学生コースについて詳しくお話いたします。Z会は小学3年生から大きく変わるので、今回は低学年の【小学生コース】と【タブレットコース】の学習について解説していきます。

通信教育の老舗であるZ会

勉強している子供
ママ:Nijika
ママ:Nijika

Z会は通信教育の超老舗です

詳しく見ていきましょう

Z会は1931年に東京淀橋(新宿)に実力増進会を創設し、通信添削を主とする業務を開始しました。今では通信教育だけではなく、小学生から大学受験まで対応できる進学塾も開校しています。通信教育のZ会の小学生コースは2004年小学1年生からスタートし、中学受験コースは2006年小学3年生より始まりました。

イード・アワード2022年『通信教育』顧客満足度調査において、小学生タブレット部門では最優秀賞小学生総合の部では『教材が良い通信教育』『添削の質が良い通信教育』『受験・進学情報の充実している通信教育』『ブランド信頼性の高い通信教育』の4部門でNo.1受賞しています。

Z会小学生コース

勉強しようと呼びかける子供
ママ:Nijika
ママ:Nijika

次に2種類ある小学生コースについて

お話していきますね

Z会小学生コースは紙教材で学ぶコースタブレット教材で学ぶコースがあります。2年生までは教科書非準拠の教材です。3年生になると国語は非教科書準拠、算数・理科・社会は教科書準拠となりますし、中学受験コースも始まります。今回は3年生になると大きく内容が変わりますので、今回は2年生までの範囲でお話していきます。

小学生コース小学生コース
みらい思考ワーク
小学生
タブレットコース
小学1年生5,200円6,200円3,900円
小学2年生5,600円6,600円4,600円
毎月払いの場合

小学生コース(紙テキスト)

勉強中の子供

メインテキスト:エブリスタディ(国語・算数)

ワーク:ドリルZ(国語・算数)

体験型学習:けいけん

添削問題:国語・算数・けいけん

デジタル教材:英語(月3回)・プログラミング(年4回)

オプション教材(有料):みらい思考ワーク

 Z会のメインテキスト:エブリスタディはカラーで余白も多いので、子供がとても見やすいテキストになっています。中学受験を考えているご家庭にとっては、少し簡単に思えるかもしれません。長文読解の文章は短いですし、算数で扱う桁数も小さいです。

でもZ会は良問が多いので、短文であったり桁数が小さかったりするからといって簡単というわけではありません。1年生の最初のうちは簡単だと感じることが多かったですが、だんだん難しくなり2年生になると考えさせられる問題が増えました。

特に夏休みの国語の問題集はお話が現代の言葉ではなかったので、読みなれない表現でとても難しいと感じました。算数も発展問題では頭を捻ることもあります。

 また、けいけん:体験学習はとても面白い教材です。家にあるものを使って実験や体験をしていきます。これは3年生以上になって理科社会を学ぶときに理解しやすくするためのものです。

一緒にクッキングをしたり、楽器を作ったり、お天気の観察をしたり、地図を作ったりと様々な角度から学んでいく教材で、Z会でしか学ぶことができないものだと思っています。

 みらい思考ワークは思考力の問題集です。有料オプションになりますが、公立中高一貫校を考えているご家庭にはとても優れた教材だと思います。受験を考えていないご家庭にとっても、これをやらないのはもったいないと思います。

3年生から思考・表現力講座が始まりますが、低学年のうちにみらい思考ワークを使っているととてもステップアップしやすいと思います。

英語学習は初めて英語を学ぶお子様の導入として取り組みやすいと思います。娘OunaはDWEで育ったので、あまり英語のコンテンツは使っていません。でもプログラミングはとても楽しんで学んでいます。

1年生の頃はアイスクリーム屋さんになって、アイスクリームの作り方や売り上げを上げる方法についてプログラミングしていましたよ。

小学生タブレットコース

タブレットで勉強する子供

国語:ワークもあり

算数:ワークもあり

英語

プログラミング

みらいたいけん学習

添削問題:なし 

まとめ問題:あり

小学生タブレットコースはオールインワンの教材です。紙教材ではみらい思考ワークは有料コンテンツでしたが、みらいたいけん学習が含まれています。これが紙教材のけいけんとみらい思考ワークの代わりになる問題のようです。

紙教材の方でもそうですが、Z会は学びに必要なもの以外は含まれていないので、ゲームのようなコンテンツやおもちゃなどの付属品はありません。ご褒美や遊び要素が欲しい方にとってはチャレンジタッチののような遊び心もあるタブレット教材の方がいいと思いますが、ゲームがない分勉強に集中できることは間違いないですね。

Z会小学生コースは親子で勉強を進めていく教材なのに対し、タブレットコースは丸付けの必要もないので、忙しいご家庭には向いていると思います。タブレットコースには添削問題がないので、郵送の必要がないのも楽ですね。

ただタブレットが主体の教材なので、どうしても選択問題が多くなってしまうのが少し残念なところです。でも、タブレットコースだからといって、書くことが全くないわけではなく、漢字書き取りのノートや国語・算数のワークも用意されているので安心です。

また、まとめ問題に取り組むことで、プラス問題を標準・発展のどちらにするか判断して出題してくれるのもいいですね。

1つ注意が必要なのは、タブレットでしか受講できないということです。スマートフォンやWindowsのPCでは受講ができませんので、受講環境が整うか確認してから始めることをお奨めします。

まとめ

低学年のZ会小学生コースについてお話しました。Z会には紙で学ぶ『小学生コース』と『タブレットコース』の2種類があります。小学生コースは1年生はやさしい問題から始まりますが、良問が多く徐々に考えさせられる問題に発展していきます。

体験型学習の『けいけん』も3年生から始まる理科社会につながりますし、みらい思考ワークは公立一貫校を目指す方にもおすすめです。

タブレットコースはオールインワン教材で丸付けも必要ないので、忙しいご家庭や1人で勉強したお子様に向いています。お子様の能力に対して問題を選んで出題してくれるもの魅力の1つです。タブレットでしか受講できないため、開始する前に受講環境について確認が必要です。

コメント