どうしておもちゃや娯楽が少ないZ会を幼児から続けて来られたのか?

どうして娯楽が少ないZ会を続けられたのか 自宅学習
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幼児教育や入学準備として通信教育を考えているご家庭も多いと多いと思います。そこで年少~年長まで3年間全ての教材を使った我が家がZ会の教材についてまとめました。

他の通信教育と違っておもちゃなどの付属がなくても十分楽しめる教材であることがわかると思います。お急ぎの方はまとめをお読みください。

Z会を始めたきっかけ

娘Ounaは年少の時にZ会の幼児コースを始めました。きっかけは共働きで朝7時から夜7時まで保育園で過ごしているOunaのために何か教育をと思ったからです。

幼児のこの時期にどんなことをしたらいいのか調べる時間もなければ教材を買いに行く暇もありませんでした。そこで、通信教育にお任せしようと思ったのです。

Z会幼児コース

幼児コースは年少の4月から開始します。Ounaも一番最初から受講を始めました。年少では筆圧もありませんし、字を書くことも難しいです。そのためシールや色塗りなど子供が楽しめて無理なく進められるカリキュラムになっていました。

Z会の幼児コースは無駄なものがないため郵便ポストに投函されます。子供向けには『かんがえるちからワーク』と『ペアゼット』の2種類が同封されており、保護者に向けても教材の取り組み方のヒントや子供の年齢に合わせた子供へのアドバイスが書かれている冊子が入っています。

かんがえるちからワーク

考える力ワーク

『かんがえるちからワーク』はシール色塗り間違え探し読み書きなどのワークです年少から学年が上がるごとにページ数が増えていくので無理なく学習量を増やすことができます。

また、幼児でもできる思考力を働かせるような問題が多くでてきます。年長の頃には随分難しくなってきて、国語算数の基礎となる問題だけでなく、影や風のような理科に関する問題もでてきました。もちろん道徳や社会性を育てるような問題もあったので総合力を感じました。

小学生になると『みらい思考ワーク』がこの続きになると思うのですが、単純な国語や算数の問題だけでなく、思考力を育ててくれるのでとても気に入っていました。地頭を強くするようなイメージですね。入学前に始めようと思われている方は、年長だけでも使ってみるといいと思いますよ。

でも入学直前の入会は避けた方がよさそうです。なぜなら、年長の1月号~3月号までは1年生の4月号よりも難しかったからです。入学前に始めるなら年長の早い時期に始め直前になってしまうようなら1年生の4月号からの方がいいと思います。

ペアゼット

ペアゼット

これが素晴らしかった。自然の観察工作お料理実験もあり、小学生の理科や社会につながる教材で、子供の知的好奇心を高めてくれました。高学年になってからはなかなか体験する時間がないので、小さい頃に体験型学習をしておくことは将来絶対役に立つと思います。

何事も経験に勝るものはないですね。ただし、必要なものは全て自分で準備しないといけないので、少々手間に感じることもあるかもしれません。それでも、Ounaも大好きでしたし、親としても続けてあげたいと思わせる教材だったので、年少から年長まで全て取り組みました。はさみを使う練習やのりを使う練習なども、これでやりましたよ!

娘Ounaが表面張力の実験をしているところ

写真は年長の時に、水を使った実験をしているものです。一円玉をどんどん入れていって、どこであふれるかをみるのですが、ここで表面張力を学びました。また、この時お塩が溶けると透明になることや、最初は溶けるけど一定の量を過ぎると溶けなくなることも学びました。

親にとっての使いやすさ

幼児コースは年中から添削問題が始まります。添削といっても絵を描いて出す課題です。ペアゼットで経験したことを文字はまだ書けないお子さんも多いので絵で表現していきます。この時に感じるのが郵送の手間です。

でも他の教材と違ってZ会は差出人の住所氏名が郵送用の封筒に印刷されているので楽でした。ちょっとしたことですが、これが毎月となると大きいです。それに紙だけの教材で郵便で届くので、引っ越しをしても転送届を出しておけば手元に届きます。それでも、親切なZ会は何も言わなくても引っ越し前と引っ越し後の住所に同じ教材を送ってくれました

Z会を始めてから3回転居していますが、全て両方に届いています。転送届を出していない方にも教材が間違えなく届くようにとの配慮なのだと思います。そんな気遣いに毎回感動です。

おもちゃがなくても楽しめた

こうやって自分で作ったり、実験したりを繰り返ししていたため、おもちゃも自分で作るようになりました。段ボールで制作したり、絵を描いたり、色々な工夫をして自分で作ることに魅力を感じ、既製品のおもちゃがなくても十分楽しんでいました。

今では実験が好きな子に成長し、ランプを作ったり、月の満ち欠けを計算したり、自然や化学に興味を持っています。転勤族でおもちゃを増やしたくない我が家にとっては、余分な荷物が増えることなく知的好奇心も向上し、使ってよかったと思える教材になりました。

まとめ

Z会幼児コースは幼児の年齢に合った思考力を育てる通信教育です。また体験型学習も多いので、知的好奇心が向上すると共に、小学校に入ってから役立つ経験をすることができます。

親が用意する手間がありますが、実験や化学が好きな子供に成長しました。年中から添削問題が始まりますが、郵送の手間が他の通信教育に比べて少ないです。入学準備として始めるなら年長の早い時期からがお薦めです。

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