小学2年生の娘Ounaは年少からZ会を続けています。小学校入学のタイミングでチャレンジタッチとリトルクラブも始めましたが、リトルクラブは小学2年生の5月号で辞めました。3つある通信教育の中でなぜリトルクラブをやめることにしたのか、リトルクラブの難易度や使い勝手はどうだったのかについてお話していきます。
四谷大塚の通信教育リトルクラブとは?
まずリトルクラブについて説明します
リトルクラブは中学受験塾である四谷大塚の低学年のための通信教育です。4年生からは進学クラブに名前を変え、中学受験生の半分は使うという予習シリーズがテキストになります。塾に行っているのと同じクオリティの授業を自宅で受けることができます。
リトルクラブも同様に予習ナビという映像授業の配信があり、通塾していなくても自宅で授業を受けられます。受講のコースは2つです。
- 学力向上コース ジュニア予習シリーズ(映像授業)
- 中学受験コース ジュニア予習シリーズ(映像授業)ホームワーク 添削問題
リトルクラブの難易度は
なんだか難しそうだなあ・・・
うちの子にできるかしら?
では、早速内容についてお話してきますね。
リトルクラブや進学クラブの進級は2月になりますので、小学1年生から始める場合は年長の2月からスタートです。入学準備講座が9月からありますが、これはめちゃくちゃ簡単です。
リトルクラブの入会金は11,000円(税込み)で入学準備講座の料金も11,000円なのですが、小学1年生からも継続すると入学準備講座の料金を入会金に充ててくれるので、入学準備講座から始められるといいと思います。
リトルクラブのカリキュラムは都心にある直営校と同じなのですが、入学準備講座は内容が異なり、とても簡単な内容となりますのでご注意下さい。
娘OunaはZ会やチャレンジタッチも使っていますが、リトルクラブの問題は間違いなく一番難易度が高いです。
他の教材がひらがなの練習から始まるのに対し、ひらがなや数字は書けるものとして問題に取り組んでいきます。足し算もすぐに始まりますし、問題に出てくる数もすぐに大きくなります。思考力の問題も多いため解くのに時間がかかることも多いです。
1年生も後半になると国語の長文も長くなり、読書が好きな子でないと嫌になってしまうくらいの量になります。語彙も1年生では使ったことのないような言葉が出てきますし、1年生で習う漢字は同じですが、習わない読み方も出てきます。
いずれ中学受験では必要になるので、最初から習ってしまおうという考えだと思います。その代わり小学受験を経験していたり、幼少期からワークを取り組んでいたりして勉強が好きな子にはとっては丁度いい難易度になると思います。
OunaにとってもZ会やチャレンジは簡単だったので、リトルクラブが一番能力に合っていると感じていました。
映像授業で塾と同じ教育を受けられる
自宅にいても塾にいるのと同じように授業が受けられって本当?
予習ナビのことですね!次は映像授業についてお話しましょう
リトルクラブには予習ナビと呼ばれる映像授業がセットになっています。カリキュラムが決まっていて、直営校の人気講師の先生の授業が国語と算数交互に毎週配信されます。内容はとても分かりやすいですし、長文読解の解き方やテクニックを学ぶことができました。さすが中学受験塾!と思います。
算数も同様に、短時間で解答に導く方法を教えてくれます。私も一緒に見ていましたが、なるほど~と思うことも多かったでです。1回の授業は4~7つ程度に分かれていて全て見終わるのに30~40分になります。配信される授業のボリュームも十分ですよね。
ただし、解きながら見るともっと時間がかかるので時間に余裕をもって授業を受ける必要があります。
リトルクラブの良いところ
なるほど!勉強が好きな子にはとてもいい通信教育なんですね
そうですね!次はリトルクラブで学ぶメリットについてお話します
なんといっても、授業が分かりやすいのと映像授業を見ながら子供が自分で丸付けできることです。家事をしながら見守っているだけで授業は進んでくれますし、通わなくても通塾に近いクオリティで学ぶことができるので習い事が多いお子さんにはとても便利だと思います。
またホームワークと言われる取り組む日付が書かれた国語と算数のワークがついているのもメリットの1つです。
ホームワークは親が丸付けしなければなりませんが、リトルクラブだけで十分な量があるので市販のワークなどを買い足さなくても大丈夫だと思います。
2年生になると月例テストも始まり毎月の勉強の理解度が分かるので、勉強はリトルクラブに任せると決めてしまえば楽ですよ。
リトルクラブの微妙なところ
いいことばかりな気がするけど、不満なところもありましたか?
つぎは不便だと思ったことについてお話します
勉強の量や質については、難易度も高いし量も確保できているので特に不満に思うところはなかったです。でも、Z会やチャレンジタッチと比べると通信教育が主の教材ではないため、親にとって手間に感じることがありました。
例えば添削問題に取り組んだ後に子供の住所氏名を封筒に書いたり、添削問題にも親の記入欄があったりしたことです。Z会は印刷されているので中に何を入れた用紙の枚数を記載するだけでよかったのですが、リトルクラブは記入して更に3つ折りにする手間がありました。
また2年生になると月例テストがはじまるのですが、テストの日から決められた時間内にダウンロードして印刷し、更に郵送かPDFにして送らないといけませんでした。これも面倒に感じましたし、時間の制約が辛かったです。
リトルクラブをやめた理由
やめる決めてとなったのはなんですか?
最後になぜやめることにしたのかお話します
総合的にみるとすごく良い教材なのですが、習い事の多いOunaにとって映像授業を見る時間が取れず、どうしても土日に勉強の時間を多くとらなければいけませんでした。低学年は遊びや経験を大事にしたいので、土日を使わなくてもできる学習にしたかったのです。
また他の通信教育を併用していたので、とても終わらないと思ったのが1番の理由です。
1年生までは朝学校に行く前に20分程度勉強時間を作ることで通信教育のワーク類は全て終わっていたのですが、2年生になったらどの教材も量が増え、難易度も上がったことにより時間がかかるようになりました。
終わらないことに私が焦ってしまうので、もうやめようと思ったのです。
でもOunaは中学受験を真剣に考える4年生頃になったら『またやろうかな』と話していたので教材自体は楽しかったようです。ただし映像授業は辛かったようなので、今後どうするかは相談して決めようと思います。
予習ナビを観ないで続ける方法もあると思うのですが、高学年は解説を見ないで理解するのは難しいと思うので、映像授業は必須かなと思います。
まとめ
四谷大塚の通信教育リトルクラブについてお話しました。他の通信教育と比べると難易度が高く、十分な量があります。また、リトルクラブで学ぶことで他のワークを買う必要はなくなります。
映像授業はとても詳しく分かりやすいのでお勧めですが、取り組むのに時間を要します。通信教育が主の教材ではないため、ダウンロードや郵送など手間がかかることもあるので忙しいママにとっては面倒に感じるかも知れません。
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