予習シリーズは中学受験専門塾の四谷大塚で使われている人気のテキストです。四谷大塚直営塾だけでなく、通信教育の進学くらぶや他塾に通われているお子様でも使っている方が多いと思います。
しかしながら予習シリーズは難しいと言われており、難関校を目指す生徒でないと少し大変という意見も聞かれます。
そこで、予習シリーズを使い前にやっておいて役に立った問題集についてまとめました。
四谷大塚【予習シリーズ】
四谷大塚の予習シリーズは中学受験をするご家庭では必ず耳にするテキストです。受験生の2人に1人は使っているという有名なテキストですね。
我が家はZ会で育ったため、Z会で進めていくか四谷大塚の通信教育進学くらぶに変えるか迷ったとき、ある教育評論家の先生に相談したことがあります。
そこで言われたのは予習シリーズはとてもいいテキストなんだけど、すごく難しいので大変かもしれないということでした。
今は他のテキストを使っていないので予習シリーズがどれほど難しいのか他のテキストと比べることはできませんが、確かに難しいと感じています。
難しい?予習シリーズの算数
今回は算数についてお話します
難しいと言われている予習シリーズですが、カリキュラムの最初の方はそれほど大変とは感じませんでした。『思ったよりついていけるし、全然大丈夫だな』と感じたのを覚えています。
四谷大塚は1週間で1単元を4週間繰り返し、5週目は4週間のまとめを行ったうえで組み分けテストがあります。
最初の組み分けテストではそれほど苦労することはありませんでした。
ところが、組み分けテストを重ねるごとに難しく感じるようになり、今はついていくのが大変です。毎回クラスが落ちるのではないかとひやひやしながら親子で問題と向き合っています。
子供が苦手と感じる単元
図形の問題
算数で苦手な単元は何?
とにかく図形が苦手
全然わからない
娘は図形が苦手です。角度を求める問題や、面積を求める問題でなかなかひらめきません。それでも、なんとかついていけるのは、予習シリーズを始める前にやっていた『めんせき』という問題集のおかげかなと思っています。
このテキストは初級、中級、上級と分かれており、3年生の年末に始めました。
このシリーズは学ぶために必要な『プリ具』とよばれる道具がついており、このテキストには正三角形や二等辺三角形、三角定規の形をした三角形面積パズルがついてきます。これを使いながら問題をといていきます。
三角形面積パズルがあるので、学校で習う前でも取り組みやすかったです。
初級まで取り組んでいたので、予習シリーズでも抵抗感なく図形の問題に入ることができました。
これ1冊あれば三角形、四角形、多角形、円の平面図を一通りのことを学ぶことができます。余裕があれば同じシリーズの『えん』もやってみるといいと思いますが、少し内容が重なる部分があるかなと感じています。
約数と倍数
一番苦手なのは何?
約数と倍数
もう全然わからない
面積や図形の問題が終わって、やっと一息ついたと思ったら、約数と倍数が始まりました。
これも1週間ずつで終わっていくので、すごいスピードで過ぎていきます。
毎週末に週テストと呼ばれる単元テストがあるのですが、約数と倍数のテストはとんでもない点数でした。
そこで始めたのがこの『天才ドリル 素因数パズル』です。
娘はもともとパズルが大好きなので、パズルで約数を学ぼうという作戦です。
これは素数(7や11のように1とその数しか約数をもたないもの)が身に付くので、今後出て来る分数の約分にも役立ちますし、素因数分解が自然にできるようになります。
手軽に持ち運べるので電車などの移動時間に取り組むこともできますね。
我が家の電車や外出時はえんぴつを使わずフレクションボールペンです。
博物館などに行くときもフリクションボールペンとメモ帳を持っていきます。旅行時も同様です。
消しゴムのカスがでないので、とても便利です。
予習シリーズの前に取り組むとよい算数問題集 まとめ
予習シリーズを始めるまえにやっておくといい問題集はまだまだたくさんありますが、今回は最初につまづきやすい単元に使える問題集をまとめました。
面積には『プリ具』がついている問題集で少しずつ低学年の頃から取り組むといいと思います。
また素因数分解も九九が分かれば低学年から取り組むことができるので、パズル好きなお子様にはぴったりだと思います。
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