DWEのように母国語方式で英語を学んでいるとリスニング力は身に付き、少しずつアウトプットも出てきますが、もう一歩先へと思うことありますよね。でも、日本語を使ったワークはやりたくないし、英語は英語で学びたいと考えるのではないでしょうか?
そこで我が家が使って良かったワークを3つ紹介します。どれも日本語を使わずに無理なく学べて英語力UPにつながるものだと思いますので、良かったら参考にしてください。
英文法にはLet’s go
Let’s Go Student book
娘はオンライン英会話で
このテキストを使っていますが
自宅学習も可能で文法を学ぶのに最適です
Let’s Go: Level 1: Student Book
小学3年生の娘は、2年生の夏からネイティブキャンプでオンライン英会話を始めました。今回紹介するLet’s Goシリーズで学べることが、ネイティブキャンプを選んだ理由の1つでもあります。
ネイティブキャンプを詳しく知りたい方はこちらから↓↓
オンライン英会話も会社によって使う教材は様々です。我が家は、母国語方式で英語を学んできたので英語を英語で学んでほしいという思いがあり、このテキストを選びました。DWEで不十分な文法の強化をしたいという思いもありました。
テキストはLet’s Go Begin1~2とLet’s Go1~6の8冊あります。Beginは幼児向けでシリーズの1~6は小学生向けになります。なぜ小学生向けかというと歌を歌って英語を自然に覚えるような工夫がされているので、中学生になると少し抵抗があるかも知れません。
とはいうものの、後半になると完了形のようなハイレベルな文法が入ってきますので、内容としては中学3年生くらいまでに習う英語になります。
このシリーズはオンライン英会話などを使わなくても、自宅で学ぶこともできます。なぜならLet’s Goのシリーズのサイトにアクセスすると各レベルにあったお話の動画や英辞書、ゲームが使えるからです。これらが無料で使えて更に音源もダウンロードできるので、かけ流しとしても使えます。
最初からオンライン英会話はハードルが高いというお子様には、かけ流しを行い、動画やゲームを楽しみながら自宅で学ぶのも効果的です。
Let’s go Work book with Online practice
このワークブックもすぐれものなんです
Let’s Go: Level 1: Workbook with Online Practice
表紙は似ていますが、こちらはテキストに対応したワークブックになります。このワークブックも手書きで書いていく通常の使い方だけでなく、サイトに登録するとオンラインプラクティスというプログラムにも参加できます。購入したワークブックの表紙の裏にシークレットコードがあるので、そのコードを入力すると利用可能になります。
オンラインプラクティスは、『聞く・読む・話す・書く』の4技能全てに対応していて、紙のワークの比にならないほど質も量も充実しています。書くことを少しずつ始めながらオンラインプラクティスを併用すると英語力UP間違いないです。特に低学年のお子様で書くのはあまりやりたくないという方は、オンラインプラクティスを先に使って、後から紙のワークを使うといいと思います。
Let’s Goのシリーズは手軽に文法の強化やライティングを始めたいという方にとてもおすすめです。いくつもワークやテキストを用意したくないという方には、Let’s Goを使うといいと思います。
ライティングにはTagaki
Tagaki10
Tagakiを見たとき『これだ!』
と思いました
DWEのような母国語方式で育ってきたお子様はリスニングが得意ですが、ライティングは一番苦手といってもいいでしょう。娘もリーディングまではすんなり移行しましたがライティングは苦手でした。
穴埋めのようなワークは感覚でできますが、自分で英作文をするとなると、とたんにできなくなります。ライティングはアウトプットの延長になるので、会話力に加えて単語などのスペルがわからなければいけません。でも、単語練習のような単純作業は飽きてしまうし、英語を嫌いになってしまいそうです。
それに英訳や和訳のようなことを子供にさせてりまうと、母国語方式ではなく試験のための英語になってしまいます。
そんな中見つけたのがこのTagakiです。これは画期的だと思いました。英語で例文が書いてありますが、日本語はヒントがあるだけです。
たとえば 『I want to touch ○○○』と書いてあるとします。でも『私は○○○が触りたいです』という和訳が書いてあるわけではありません。『さわりたいもの』と書いてあるだけです。そして○○○に入れる単語の絵が12個書いてあります。この単語にも和訳はなく絵辞書のようになっているので、日本語を介して英語を覚えるようなことはしません。
これによって 『I want to see ○○○』のセンテンスが12こ作れることになります。
否定文も同様です。『I don’t want to touch ○○○』という文に対し、『触りたくないもの』と書いてあります。日本語を最小限に、かつ意味がわかるようにアウトプットとライティングが学べるのです。Tagaki10では10語前後の英文をたくさんかけるように構成されています。まずは短いセンテンスから英作文を始めてTagaki20へステップアップするといいと思います。
このTagakiの使い方について書かれた本もありますので、悩んだらそちらを先に読まれるといいかも知れません。私はこの本とTagaki10を一緒に購入したので、納得して使うことができました。添削の必要がなく、自由に書くことができるので保護者の方も負担が少ないです。
英語、書けますか-TAGAKI(多書き)のすすめ
英語、書けますか -TAGAKI (多書き)のすすめ- (TAGAKI®(多書き))
これから英検を受ける方はTagaki30まで進めると英検3級のエッセイにも対応できると思います。英検3級から英作文が始まり語数の目安が25~35なので、Tagaki30で英作文の練習をすると丁度いいですね。特に賛成や反対の意見を書けるようになるので、英検対策としてとても使いやすいと思います。
読解問題にはVery Easy Reading
最後に長文読解や精読に使えるワークを紹介します
VERY EASY READING 1 STUDENT BOOK WITH STUDENT DIGITAL MATERIALS
このワークもBIGBOXというアプリに対応しています。そのためテキストで学ぶだけでなく、チャンツを聞いたり、アプリでスピーキングをしたり、長文読解のクイズに答えることもできます。答えがないのがデメリットですが、アプリでだいたい答えは分かるので困ることはありませんでした。丸付けをする保護者の方が全く英語が分からない、英語アレルギーでなければ使えると思います。
このテキストも全て英語で日本語を介して学ぶものではありません。最初に絵に対応する単語を選ぶような問題があり、次にその単語を使った長文が出てきます。これによって分からない単語を最初から読むストレスがなくなるので、長文に取りかかりやすいです。その後、長文を理解できているか4択問題があり、その後文法の問題が出てきます。
レベル1の長文は、センテンスが短く総単語数も30~50程度の文章なので、簡単な絵本が読めるようになったら始められると思います。読める力がついてきたら、これ1冊あると文法まで網羅できるテキストです。
まとめ
DWEのような母国語方式で英語を学んだ小学生におすすめのワークを3つ紹介しました。
Let’s Goは英会話でも有名なテキストですが、サイトを併用すると自宅学習も可能です。またワークブックについているオンラインプラクティスを使うと、書かずに学ぶことができるので、まだ英語を書くことに慣れていないお子様はここから始められると無理なく進めることができると思います。
Tagakiはライティングの画期的なワークです。無理なく英作文ができるようになります。英検3級からエッセイが必要になるので、Tagaki10から始めて30まで進めていくといいでしょう。
Very Easy Readingは初めての長文読解におすすめのワークです。短い文章で構成されているので、簡単な絵本が読めるようになったら始められると思います。これ1冊で文法や単語も学ぶことができます。アプリを使うとチャンツが聴けたり、スピーキングの練習もできます。
コメント