子供が英語を自然に身につけられるようにと、英語学童やサタデースクールを考えている方も多いと思います。我が家も娘が0歳からディズニー英語システム【DWE】で英語を学んでおり、アウトプットにつながるようにと英語学童やサタデースクールを探しました。
そして気になる教室を見つけては見学や体験に行き、色々な教室に何度も足を運びましたが、なかなか納得できる教室に出会えませんでした。
でも現在は母国語方式で育った娘にとって納得のいくスクールが見つかり、そこで週1回4時間学んでいます。そして、そのスクールに入って半年足らずで英語力が急上昇したので、今回は上達する【英語学童】や【サタデースクール】の選び方についてお話しようと思います。
英語学童やサタデースクールは選び方が重要
スクール選びはとても重要です
これまで多くのスクールを見てきましたが、気になる点が多くありました
- 子供同士が日本語で話している
- 先生は英語で話しているけど、子供が話しているのをほとんどみない
- 先生が話すフレーズをリピートできるけど会話はできない
- 英語のカリキュラムが少なく自由時間が多い
英語学童として過ごしてる時間は長いけど、英語を話す子供が少ないと感じることが多かったです。特に娘はDWE(ディズニー英語システム)を使って英語育児をしてきたので、英語を話せると感じるレベルがネイティブを想像してしまっているのもあると思います。
でも英語学童やサタデースクールにせっかく通うのであれば、ある程度『英語が話せる』と言えるレベルまで力をつけて欲しいと思ってしまいますよね。
私も色々なスクールをみてきましたが、なかなか納得できるところがみつかりませんでした。
現在はやっと納得できるスクールに出会えて、娘の英語力を伸ばすことができています。
詳しくはこちらの記事をごらん下さい。
【サタデースクール】で低学年の娘の英語力が向上した3つの理由!
そんな娘の英語教室を選ぶときも苦労しました。
私が納得できるスクールを選ぶために重要視したポイントは次の3つです。
- 少人数制であること
- カリキュラムがしっかりしていること
- プリスクール併設や帰国子女が在籍していること
ひとつずつみていきましょう
小人数制のスクールを選ぼう
先生1人に対する生徒の割合で選ぶのではなく
1クラスが少人数のスクールを選びましょう
生徒と先生の割合ではなく少人数のクラスがおすすめ
英語学童やサタデースクールの運営の仕方によって、1度に預かる生徒の人数は様々だと思いますが、できるだけ少人数のスクールを選ぶようにした方がいいと思います。
スクールによっては、1つの教室に生徒が大勢いてネイティブスタッフやバイリンガルスタッフが複数いることで、先生1人当たりの生徒数の割合でみると少ないところもあります。
でも、できるだけ少人数で1クラスとしているスクールを選ぶ方が良いです。
理由は子供たちが大勢集まると日本語で話してしまうからです。
生徒同士が日本語を使わない環境ができているか確認しよう
色々なスクールを見に行きましたが、大人数になると目が行き届かなくなりますし、雑音も多く聞こえるため普通に日本語を使える環境になってしまいます。
少人数制だと日本語での会話が目立つので先生から『ノー ジャパニーズ!』と指導を受けますが、大人数ではせっかくの英語時間も日本語が飛びかってしまうのです。
カリキュラムがしっかりしている英語教室を選ぼう
英語学童やサタデースクールの時間中に英語のレッスンがどの程度あるか確認しましょう
母国語が確立すると自由時間に英語を使おうとしない
英語学童といっても先生が英語を使っているけど、子供たちは日本語で話しながら遊んでいるということもあります。私たち親子が体験したスクールの中にも英語レッスン時間より学童保育の要素が多くて、英語の習得が難しい所がいくつかありました。
幼児のような日本語がまだ確立していない小さなお子様であれば、英語で生活していくことで自然に英語は身に付くと期待できます。でも小学生のようにある程度日本語が確立され、日本語で物を伝えることができるお子様にとっては、新しい言語よりも日本語を使ってしまうのです。
そのため英語のカリキュラムがしっかりしていて、自由時間よりも英語学習時間が長くとれるスクールを探すことをおすすめします。
どんなカリキュラムが組まれているのか確認しよう
スクールの中でどんなカリキュラムがあり、どの程度時間をとっているのか確認することが大切です。
英語環境の中にいるとリスニングは自然にできるようになっていくと思うのですが、『話す』『読む』『書く』力をどの程度伸ばすことができるのか、またフォニックスのような日本語にない教育がどの程度用意されているのか確認することも必要です。
娘が通っているスクールは、平日の学童コースはレッスンが始まるまでの間のみ宿題をやったり自由に過ごしたりする時間がありますが、レッスンが始まると全く自由時間はありません。
娘はサタデースクールで4時間教室にいますが、全く自由時間はなくカリキュラムにそって学んでいます。
もちろんずっと英語の勉強というわけではなく、英語を学習する時間と英語でアクティビティをしたり、英語で他の教科を学だりする時間があり、楽しく過ごしています。
お子様のレベルによって個別に対応してくれるかどうかも重要ポイントですね。
プリスクール併設の有無や帰国子女が多数いるかチェックしよう
生徒の英語力がどの程度かチェックしましょう
英語学童やサタデースクールといっても、先生だけがネイティブで生徒が全くの初心者ばかりとなると、どうしても簡単な会話や、単語の練習のような時間になってしまい、長時間英語環境にいる割には英語力が育ちません。
生徒のレベルを確認しよう
英語力が高い生徒がどの程度いるか確かめてから入会することが望ましいです。
かつて娘がサマースクールやスプリングスクールのような長期休みだけを利用して通っていたスクールがあります。
少人数制でクラフトもあり、とても楽しく通っていました。1日6時間英語の中にいましたが、英語力が向上したかと言われると、大きくうなづくことはできません。
理由は新しくできたスクールだったため、ほとんどの生徒が初心者だったからです。DWEで育った娘はすぐに溶け込み、楽しくすごせていましたがカリキュラムが物足りなく感じてしまいました。
反対に小学生から英語を始めるお子様にとって新しいスクールは、入りやすく英語嫌いにならずに通えるためおすすめです。
ご自分のお子様がどのスクールなら無理なく通えるかチェックしてみてください。そしてある程度初級がマスターできたら、中級以上のスクールへ転校することもいいと思います。
スクールとしての目標を確認しよう
これから通うスクールが目指している英語力と、その達成率を聞いてみましょう。
小学3年生の娘が通うスクールは低学年で英検2級程度の子達がたくさんいます。日常会話は完全にマスターしており、休み時間も英語で話しています。
英字新聞も読んでいるような子たちが多く、スクールでは英語を学ぶというより英語で学んでいます。
これが娘が通うスクールのコンセプトでもあり、バイリンガルを目指しています。
娘にも英語はコミュニケーションのツールとして使えるようになってほしいというのが、私の願いであるため、今のスクールを選びました。
スクールだけでなく、お子様や親御さんが目指す英語力がどこなのかも考えてから選ぶといいと思います。
そしてご自分のお子様のレベルと照らし合わせてどうなのか、考えてから無理のないスクールに決められるといいですね。
【英語学童】【サタデースクール】選び方のまとめ
スクールを選ぶときは、『少人数制であること』『カリキュラムがしっかりしていること』『英語を話す子供が在籍していること』の3つをチェックしましょう。
その上で、自分のこどもが無理なく通えるかどうか考えてみることが大切です。
スクールの目標が、ご家庭の目指す英語育児と合っているか確認してから入学すると、楽しく通うことができると思います。
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